35w4d あんな女性になれるかな

旦那さんのお義母様が、我が家に遊びに来てくれた。

 

お義母さんは明るくて家庭的で大らかで、可愛らしい女性。

気取るところもなく人に親切で、ほんとうに良い方なのです。

 

手芸が得意なお義母さん。

よく、巾着袋やポーチやエプロンを手作りで下さるのですが、おかんアート的な『おぉっ、そうきたか！』というセンスの時もあれば、『わあ、すてき！』という時もあり、しかしどちらにしても手作りの品をいただくのは嬉しいのです。

市井には知られざるアーティストがたくさんいて、特にご婦人たちのクリエイティビティってすごいなあといつも思います。

 

お義母さん、来たる初孫のために、肌着を手作りして持ってきてくれました。

泣けちゃうくらい嬉しかったです。 

ガーゼ素材の短肌着2枚に長肌着1枚、共布のスタイに、あまり切れのハンカチ。そして、男の子用の巾着袋を4枚。

ああ、なんとお礼を言えばいいのでしょう。

 

私の母に聞いたところ、やはり子ども（私）の肌着は手作りしたということ。

いま私がそれをやれと誰かに命ぜられたら、気が遠くなる。

出来るかも知れないけれど、どだいうまくはできない。

 

消費することに慣れてしまい、手作りが出来なくなっている私。

『暮らしの手帖』を買っても、買ったという事実だけで満足してしまう私。

 

いままで仕事にかまけて無くしていたものは、こういうところにあるのだなあと思いました。

女性として、手作り品や美味しい料理が作れる自分って、やっぱり憧れなんですよね。

それは女性の持っている本来の性なんだろなあと思います。

 

かわいい、嬉しい…！